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―シリーズ石原慎太郎―
都政に石原知事は不要だ<2>

“公金横領まがい”のキザな奴

 石原知事は、自選小説集『石原慎太郎の文学』(文芸春秋社刊・\5,985)全10巻の刊行を開始した。

 この「刊行の辞」に<退屈に生きているなどということは出来はしまい>とある。それはそれで結構だが、作品の良し悪しを別にすれば、よくもこれだけの作品の量を生み出すものだとやっかみ半分で驚嘆に値する。

 “仕置人”が最近知り得た著作だけでも『老いてこそ人生』や田原総一朗らとの対談本、そして前記した全10巻の全集。他にも、<1>でも記したように都と関連団体が2,400万円支出し石原知事自身の脚本料100万円を予算に盛り込んでいた“能オペラ”。そして「読売」、「日テレ」、「東映」が4億づつ出し合って制作を進めている“俺は君のためにこそ死ににいく”という5月に封切りする映画では製作総指揮・脚本を手がけている。そして「芥川賞」の選考委員までこなしている。年2回「文芸春秋社」の関連である「財団法人日本文学振興会」が授与するが、候補者がしぼり込まれているとはいえ、相当数の作品を読むだけでなく“批評”も加えなければならない。


石原知事のホームページにあるキザなPR
都政そっちのけでは困る。作家活動だけにしたらいいものを・・・


 これほど作家活動が好きならばそちらに専念すればいいものを都知事という立場で名前を売り、ここぞとばかりに作家活動を展開する“権威主義の権化”に堕ち入った石原慎太郎は、都知事と作家両方に足をかけ“又裂き”に合うのも知らずに、また知事選挙に立候補する意志を明らかにした。

 何しろ都知事というポストは、1週間に1日ていどの出勤でも税金から給与や手当をもらえるので、あとは“チンピラやくざ風”の参与 浜渦武生(前副知事)のコワモテで都政を牛耳ればいい。これでは“公金横領”といわれても仕方あるまい。

 石原知事自身のホームページの“人生論”の中で<人生における方向転換は、その時期が遅くなればなるほど困難になる>とある。
 ところが都知事の現実的うま味に毒された“俗人”石原慎太郎は“虚飾”にまみれて、晩節を汚していることに気づいていない。

晩節を汚しつづける石原のどこが「颯爽たる青春、芳醇なる人生」なのか
(2007.2.1 週刊文春より)



都政に石原知事は不要だ

“訴訟沙汰”になった<TSL>(115億円)に無責任な東京都<5>

 「収支報告書」にみる石原と糸山の仲<4>

 糸山からの“金銭授受疑惑”で特捜が重大関心<3>

 親バカも ここまでくれば ただの“ボケ”<1>



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[まえがき]

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